[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
内容(「BOOK」データベースより)
三年前、不慮の死を遂げた片山の命日に事件は起きた。首都圏の人気スポット・羽田国際環境水族館に届いた一通のメール。そして、展示生物を狙った攻撃が始まった。姿なき犯人の意図は何か?自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人事件が起きた!―すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。
前回「月の扉」で何だかんだ思いつつも
一緒にこれも借りてきていたので
若干の希望を持ちつつ 読んでみた。
これも
その場にいた一般人が探偵役になっていて
そうそう頭の切れる人が・・・と また言いたくなってしまいますが
そんなん言ったら 名探偵がいろんな場所に居合わせるのも不可思議ですからね(笑)
まぁ よしとします。
答えが見える謎もあるんだけど
でも
いろんな謎が絡み合って最後にまとまっていくところは
やっぱり おもしろいなぁと思う。
ホントに。
頭悪ぃなぁ、あたし。と思うもん。
たしかに泣きましたけども、えぇ。
でも「胸を打つ感動」かどうかは・・・ちと疑問。
なんかずるい。
キレイごとってゆーか。
正当化されてる気がする。
映像で見たいなぁーって思う作品ではありました。
キレイゴトで処理され 正当化された犯人たちが実現させた水族館を
現実的にこんな水族館ができれば そりゃあ行きたいけれども
百歩譲って 映画とかでもいいから 見てみたいな、と。
内容(「BOOK」データベースより)
沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変。 ―。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。各種ランキングで上位を占めた超話題作が、ついに文庫化
うーーーーん???
なんか 書評とか見るとけっこう高くて
日本推理作家協会賞の候補にも上がってたみたいなんだけどー。
2時間ドラマな感じです(何)
なんだろうね。
ハイジャックされた機内の ほんの2時間足らずのできごとだからかなぁ?
でも
ハイジャック犯と
巻き込まれたシロート探偵との攻防はおもしろい。
つーか
関係者が同じ日に同じ飛行機に乗る確率はどれだけか?
っていうようなことが本文中に出てくるんですが
それを言ったら
彼のような頭の切れる人が偶然ハイジャック機にのっていて犯人に目をつけられて探偵するって・・・
その確率ってどうなのよ?(笑)
という部分と
あと 核になる「師匠」っていう人物像がイマイチ具体的でないあたりで
リアリティがなかった。
結末も
ひっぱったわりに
何それ、つーか。
・・・ダメだ。
最近 こう やられた感を感じる本に出会わないよー
一緒に借りてきた雨宮処凛の「ともだち刑」も微妙だった。
つーか
あたしが雨宮さんに持ってる勝手なイメージのせいもあるんだと思うんだけど。
「EXIT」みたいな。
もっと
こう
痛くて泣けるようなのが読みたかったのに・・・。
ホントに最近そーゆーのに出会わない。
なんかねー
無作為に推理ものの短編をあさってて
ホントに読みたいものはもっと違うものなのに
見つからない。
そんな感じ。
でも読んでないと死んじゃう(大げさ)だから
何か読みたくて
うーん
また睡眠時間が削られてゆく~~~。
つーか
仕事しろよ、自分。
昨日は大雨の中図書館へ無事行きました。
久しぶりにいっぱい借りた~。
だって
タイフーンのおかげで読む時間はいっぱいありそうだったから。
やるべき仕事も持って帰ってきたんだけど・・・まだかばんすら開けてない
いいんです。
明日やるんです(遅)
んでー。
歌野さんの本を久しぶりに読んだ。
「葉桜~」はホントに 今でもかなり印象に残ってるくらいおもしろくて
けっこう他の短編とかもおもしろかったから
割と好きな作家さんではあります。
でもなぁー。
今回のはちょっと 微妙な感じでした。
5人のチャット仲間はそれぞれキャラが出てて
その会話はおもしろいなぁと思ったんだけど。
最後に殺されてしまった彼なんて
けっこう好きなタイプです。
あっけなく殺されるにはもったいなかった(><)
ただ 一つ一つの事件の謎は
あんまり ぱっとしなかった感じ。
いくつかの事件を受けての長編。
だけど
うまくリンクしているようなしてないような・・・???
おおよそ 結末も予想できたし。
最後の最後は なんでそうなる?って感じでさすがに予測不可能だったけれど
そのぶん あんまり共感できず。
なんか 後味悪いなぁー。
うーん。
一番わからないのは
同僚とか 家族とかを 平気で殺してしまえるところかな。
その辺り
あえて人間味をなくして書かれているのかもしれないけれど。
でも
その分リアリティがないような気もする。
人を殺すには殺すなりの動機が・・・
っていうのは
人を殺す感覚がわからないから思うのかな。
なんてゆーの?
どうしようもなくて殺してしまった、とか
殺してしまって何とかごまかそうとする、とか
人間の感情がねー
ないんだよねー。
すべてがゲーム。
警察とチャット仲間をだますことだけが目標つーか。
それこそ
動機は自分のアイデアを実行して披露するとか
だからこそ 相手は条件に合えば誰でもよかったとか
んーで
淡々と状況を説明して それをお題にして楽しむ。
さっきはリアリティがないって書いたけど
そーゆーことができる人たちが
逆にリアルにいそうなところが
一番の後味の悪さなのかもしれない。
ホントに
こーゆー遊びが行われていても 不思議じゃない世の中だもの。
今週もやってしまった・・・。
イマイチ体調悪いと思いつつも
昨日 11時過ぎから 読書タイムに入ってしまいました。
だって・・・
読んでないなぁーって 目についちゃったんだもの。
先週の「ハイドラ」は薄いから、という言い訳で
今週は「子ども向けで字もでかいから」という言い訳で・・・
でもやっぱり
1時間はかかるからね、読み終わるのに。
つーか
全部読むんかい!って話なんだけど。
本気で眠たいときとか あまりにものめりこめない作品は寝ちゃうけど
だいたい 一気に読んでしまうんですなぁ、これが。
だから最近は 短編とか連作ものを選ぶようにしてる・・・
何とか 1作ずつ区切って読むように(笑)
んで。
これは
講談社の「かつて子どもだったあなたと少年少女のための ミステリーランド」第1回配本作品です。
が 今更読んでます。
第1回以降 もう何冊も配本されていて
ちょこちょこ読んでますが(もちろん有栖川氏のはちゃんと読んでるし★)
子ども向けであって 子ども向けでないというか・・・
「かつて子どもだった」大人も十分楽しめるのです。
2箇所 めっちゃ泣ける場面があって
あーん、やられた!って感じでした。
そんな夢のような国ないだろーって思ったら
・・・ミサイルのあの国だった(苦笑)
ホントに。
酷いにゃぁー。
でも深かったなぁー。
そんな感じ(何)
さて。
これで 借りてきた本はすべて読み終わったなり。
それはそれで淋しくてですね・・・
つい・・・昔買った本とかを今夜も読み始めそうな勢いの自分が怖いわ。
仕事が一段落したっていうことなんだけど、ね。
本が読みたいだけ読めるって
しあわせだなっ。
昨日 寝ようと思ってベッドにころんとなったらふと目に付いて
「こんな時間(0時過ぎ)から本を開くのは自殺行為・・・」と思いながらも
欲求に勝てず 結局読破してしまいました。
おかげで(?)今日は
先週からいろいろあったことも含めて
職場で「疲れてない?」と心配されました。
あぅあぅ スミマセン・・・おバカな理由で寝不足なだけですから~。
提出物が月曜日にあったからね・・・
週末(先週末も)本を借りても読んでなかったのょ。
だから つい・・・開放感で・・・(笑)
禁欲生活はダメですなぁ(何)
金原さんはですねぇー
もちろん芥川賞をとったときに読みましたですよ。
「蛇にピアス」
んで
2作目「アッシュベイビー」(表紙がグロくてかなり嫌だった)も3作目「AMEBIC」も読んだ。
けど その後はちょっと情報不足で本出してることも知りませんでございました。
でもふと目に付いたんだよねぇ、図書館で。
深夜にもかかわらず むっちゃ面白くて 一気に読みました。
今まではけっこうグロいなぁーって思うこともあったけど
これは うーん・・・まぁ 食べ吐きシーンとかもあるわけですけど
でも
そんなに性的描写とかもひどくないし
さらっと でも引き込まれて読んじゃいました。
ダメだなぁー。
何で戻るよ!?て思ったけど、最後。
でも・・・わからなくもない。
あたしもやっぱりそうすると 思う。
自分の存在意味は
他者との関係の中でしか見出せなくて
それは
甘えられてほやほやした ぬくもりの中よりもきっと
身を削る思いをしてしがみついているくらいのほうが
より 感じられる気がする。
その人との関係がなかったら あたしって 何なんだろうって
そのくらいの 濃度。密度。
そーゆー感じ。
それはただ
自分に酔ってるだけなのかもしれなくても。
何だかんだ 相手のせいにしながら
しがみついてるのは 自分なんだけど、ね。
与えられるばっかりじゃ ダメだ。
きっと
あのまま 夢を追っていっても 後悔するだけなの。
だから
夢を諦めて 現実に 戻るの。
掴めなかった夢は 永遠に 残るから。
後悔は ちょっとした 快感で 甘酸っぱくて 息苦しくて
そして いとおしくて。
なんか それがすごくせつなくて
泣きたくなった。