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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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女王国の城/有栖川有栖

ずっと読みかけだったのを
年が明けてやっと読み終えました(遅・・・)

半分くらい話忘れてるんじゃないかと思いつつ
強引に読み進める。


「読者への挑戦」以降
謎解き部分はかなりぐいぐい引き込まれました。
けど・・・
犯人・・・誰でしたっけ?って感じで拍子抜け(ぇ)
やっぱり最初から読み返せばよかった~
・・・そんな人いたっけ?
と本気で思ったので
かなりもったいないことをしました。
くすん。
とゆーことで
挑戦状があるにもかかわらず
推理小説を読みながら推理したためしがないあたしですが
それにしても 全く存在してなかった人が犯人だったわけで~。
もうちょっと 推理しようという意気込みを出さなければ、と
ちょびっと反省・・・

あ、あと
時代背景がかなり前なので
時々それを忘れていてトンチンカンなことを思ったりもしたです。
ケータイとかインターネットとか
様々な情報機器があれば
村から脱出することができたかもしれないのにねぇ・・・(笑)
なんて。


学生アリスの学生チックな感じも好きだけど
でもあたしはやっぱり火村助教授とのかけあいが好き~。
(今、助教授っていう肩書きなくなっちゃったよね、たしか・・・)
早く新しいのが読みたいです♪
「このミス」2008の隠し玉でいちお、短編集とか長編について触れてあるので
むずむずしながら待ってよっと。

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女王様と私/歌野昌午

去年一番最後に読んだ本。
とかいうと なんか おおげさだけど(笑)

あたしはどうもテレビをじっと見ていることに耐えられない人間なので
いつも
本やらゲームやら・・・がないとテレビを見ないのです。
二兎を追うもの一兎をも得ず。
ということわざがありますけれども
ホントに テレビだけを見ていることができないんだなぁ。

そんなわけで
年越しも 家族+従姉妹たちは
何やらテレビを見て盛り上がっておりましたけれども
あたしは本の方がメインな感じで。

もともと ずっとこの本の存在は知っていたんだけど
タイトルと表紙からして あんまり読む気がしなかったのね、なぜか。
joou.jpg







でも 今更ながら読んでみましたところ
続きが気になって気になって仕方なかったです。
オタク文化とか オタクな人が苦手だとダメだと思うけど(笑)
なんか
あたしの勝手なイメージとしては
女王様的女の人と
その取り巻きの女の人が出てくる感じだったのだがしかし
女王様って・・・小学生っすか。
てゆーか 私って・・・オタクなのねー。
妹(人形)はかわいい。
みたいな。
まさか そんな内容だとは思ってなかった。
しかも
思った以上に人が死んでくー。
なんだこりゃ、って(笑)
うーーーん。
でも ラストが衝撃なのは相変わらず。
だから 歌野さんの本は好き。


でもさー
なんかね
こーゆーことって 現実世界でも十分ありえそうだなぁっていうところに
なんか ますますの衝撃と怖さがあるなぁ。
ぞくぞく

5分以内

昨日は職場の人たちと焼肉へ行って
その後カラオケに2時すぎまでいました。
歌わなくていいから気楽で楽しかったです。

・・・が
そんなことをしていたら今日はやっぱり
午前中の研修会が始まる時間に起きました(笑)
断っておいてよかった~。
つーか
目が覚めただけで
起き上がったのはさらに後だったからね・・・(つまり二度寝)

でも午後からの研修は出ることになっていたので
無理無理起きて
なおかつ時間がないのに
ガソリンが超ピンチ。
スタンドで給油。
さらに 図書館に本を返しに行かなくちゃ、って感じで・・・
まさに時間との戦い(苦笑)
でも図書館に着いた時点でちょっと余裕を感じたので
5分で本借りるっ!!!
と気合いを入れて乗り込んだら
ここ最近ではないくらいに
パパパパっと欲しい本が5冊も見つかった。
実に3分ほどの出来事ではなかったかと・・・。
やっぱ ちっこい図書館はいいなぁ。
あんまり蔵書数がないから すぐに見渡せる。
んで 無事に開始時間ぴったりに駐車場にたどり着くことができたのでした
(ってことはつまり遅刻じゃんねぇ)


あー、それにしても
読みたい本がすぐに、しかもたくさん見つかったときのあの
何とも言えない快感がやめられないですぅ。
今回あたしが返した本の中に
予約者が待ってる本があって
やっぱ
予約してちゃんと読みたいと思う人はいるんだろうけれど
あたしは苦手だわ・・・。
本といつどうやってめぐり会うかって思うと
わくわくするんだもん。
ちょっと前にメモった
読みたい本リストも
気がついたら半分くらいは読むことができてた。
あらあらビックリ。

とはいえ・・・
最近借りても読まずに返すことも多いんだよねぇ・・・
時間がないわけじゃないんだけど
今は貪欲じゃないみたい。
だから
最近ココでもあんまり読んだ本を記録しようと思わないんだよなぁー。
読んでるには読んでるんだけど。

本いろいろ

ちょっと読書熱も冷めてきたのか
借りる数は変わらなくても
貪欲さに欠ける今日この頃。
明らかにペースダウン。
それでも いろいろ読んでみては いる。
最近読んだ本を ざっと。

1 歌野晶午 「家守」
なんかねー ついつい文庫本になってたから借りてしまったけれど
やっぱ前にも読んだわーって感じでした(笑)
じゃあどんな話?
っていうのは例によってほとんど覚えてないんだけど。
あたしは最後に収録されてる作品「転居先不明」が一番好き。
とゆーか 印象深い。
ので それだけささっと流し読みして終了(をい)

2・3 嶽本野ばら 「変身」「恋愛の国のアリス」
野ばらちゃん、執行猶予がついたみたいね~。
お薬はいけませんことよ。
まぁ、それは作品とは関係ないんだけど。

野ばらちゃんの本は 不快感きわまりなく途中で放棄しちゃうのと
一気に読めてさらにもう1回読みたくなるのと
あたしの中では両極端なんだけど
(例:前者は「デウスの棄て児」「シシリエンヌ」とか
   後者だと「鱗姫」「下妻物語」「ミシン」とか)
「変身」は圧倒的に後者だった~。
不細工な男がある日目覚めたら超美形になってるの。
最後はこれ、元に戻るんじゃないの~?って思いながら
ずっと読み進めてったんだけど・・・
ふむふむ、って感じ(何だそりゃ)
しかし お洋服の超細かい描写とか
乙女チックな表現とか
とっつきにくさや不快感とやはり紙一重な感じは相変わらずですわ。
あたしの中でのナンバー1はやっぱ「鱗姫」かな・・・。
あれも 何度も途中でやめたくなったけど
ラストの衝撃はすごかった~。
「恋愛の国のアリス」は予想通り途中放棄してしまいました。
野ばらちゃんの恋愛観を聞いてもなぁー(ぇ)
という前提で読んでることが間違いですね、ハイ。
あたしは彼を乙女のカリスマと崇めてはいないので。
それだけのことです。
読む人が読めばカリスマなんだろうね。

4 山田規畝子 「それでも脳は学習する」
「壊れた脳 再生する知」の続き。
息子さんのすばらしさに感涙っすー。

あたしも先々週、高次脳機能障害の人に
約半年ぶりに会ってきました。
人の名前とかあまり覚えられないので
さすがに2年一緒にいたとはいえ
同じくらい離れて過ごしているから
もう忘れちゃったかなぁってドキドキしていたんだけど
あたしの姿を見た瞬間名前をうれしそうに呼んでくれて
すっごいうれしかった。
なんかねぇー
あんなこともこんなこともいろいろできなかったのに・・・と
昔を思い出して うるっとしてしまいそうでした。
もっともっと脳が学習して再生していってくれるといいな、と
切に願わずにはいられません。
できれば保護者の方とも会いたかったけど
それはできなくてちょっと心残り。

5 鯨統一郎 「マグレと都市伝説」
久しぶりに電車に乗ることになり
前々から読みたかったので おともに持って行きました。
電車の暇つぶしには最適ですっ。
1作ずつでも読める短編連作だし
何つっても 内容が内容なので・・・。
軽い気持ちで読めます。
magure.jpg

この表紙もすごいと思うけど
都市伝説とヒット曲を
無理無理こじつけたバカっぽいことが書けて
それが許されるところがすごいわぁ。







6 川崎昌平 「ネットカフェ難民」
内容(「MARC」データベースより)
実家からネットカフェの空間に居を移した25歳のニート。日中は退屈で単純な労働に精を出し、夜は6時間深夜パックで眠る。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まった…。メディアが映し出さない「最底辺」の実録。


「最底辺」の実録っていうので読んでみたんですが・・・
大学院を出てふらふらしていて
ちょっと実家を出てネット難民でも体験してみよっかな~
的な雰囲気を感じてしまいました。
文章自体は読みやすい。
けど
他の純粋な(?)ネットカフェ難民の人とは
なんか違うような気がしてしまうのは
あたしのメディアからの間違ったイメージなのかなぁ?
限界に挑戦してる自分に酔ってるだけな気がしてしまう1冊でした。
にわか難民生活を1ヶ月ほどして
ちゃちゃっと日記に記し
それが本になり 印税をもらって
・・・本当に困ってる人が見たらどう思うのやら。
って 困ってないあたしに心配もされたくないか(苦笑)

7 室井佑月・丸山あかね 「プチ美人の悲劇」
室井さんと丸山さんの対談。
絵文字とかもバンバン出てきて
ホントに 会話のカタチで載っているので
すらすら読める。
プチ美人てのは、もちろん自分たちの形容。
あけすけな恋愛トークとか
あたしには全然ない要素の内容で
あぁ、こーゆー人たちもいるんだなぁ、と(笑)
室井さんのハッキリものを言うトコはあたし結構好きなんだけどさぁ
「あたしのこと好きだよね?」「あたしキレイ?」「どこがキレイ?」等等・・・
押して押して押しまくる感が本の中にもいっぱい出てきて
ホントすごい。
あーーー
せめてその10分の1くらいでも 恋愛に向けるエネルギーがあったらなぁ~
ちょっとは違うのかなぁー。
うにゃ・・・


今日またいっぱい借りてきたから楽しみ楽しみ☆
てゆーか
借りる前に
まだ 江神&アリス「女王国の城」途中で止まってるし(遅・・・)

でも来週から10日ほどは
仕事の締め切り時期なので
あんまりゆっくり現実逃避はしてられなさそ~・・・。

僕はパパを殺すことに決めた/草薙厚子

昨日、0時すぎてから読み始め
危うく一気に読んでしまうところでしたが
風邪も完治はしていないし
肌も荒れてきたし
夜更かしはダメダメ、続きは明日にしよう
と思いとどめ
(・・・たときにはすでに半分以上読み終わってましたけど)
今日起きてからまた読みました。


なんか フクザツな事件でした。
うーーーーん。
でも
放火した少年はちゃんとSOSを発信していたはずなのに
それを
受け止められる相手がいなかったことが
悲しい結果になったんだろうな、って感じ。


このお父さんも
愛情がなかったわけではないとは思うんだけど・・・
でも・・・
一日何時間も勉強を監視する時間を
ほかのことに使ってあげられたら
もっと 素敵な親子関係ができたのかもしれないのにね。


家庭内の問題って
すごくデリケートで
他人がどこまで介入していいのかを
考えさせられました。
殺されてしまった義理のお母さんは
旦那にその辺のことを言われて
結局「家族」っていう線引きを超えられず
少年を助けるどころか
逆にわが子とともに命を奪われる結果になってしまって
なんか
すごく やりきれない感じ。



そういえば・・・
新聞に情報提供者とこの筆者の起訴・不起訴処分の記事が載ってた。
このタイミングに
本を貸してくれた同僚に感謝感謝ですvv

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