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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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十話


内容(「BOOK」データベースより)
小川洋子が「宝石箱にしまっておきたい」と打ち明け、伊坂幸太郎が「不意打ちを食らって噴き出し」、北方謙三が「ずいぶん学んだ」と告白する…。珠玉の短篇とエッセーが織り成す「十」の物語。

10人の作家が選んだ短編にまつわるエッセイとその短編。
有栖川有栖様が10人の中に入っていたので読もうと思ったんだけど
彼は海外ミステリ作品を選んでいたので
・・・ごめんなさい。
エッセイ部分だけしか読みませんでした。
ミステリ好きなんだけど
有栖川様が敬愛するクイーンの作品もあたし読んだことがないのです。
どうも 翻訳された文章って 好きじゃないの。
かといって 原文を読むかって そんなわけないし。
他の作家さんでも
近代文学を選んでいた方のは読まなかったし。
どうも 仮名づかいが古いと読めない・・・
大学時代、それで授業が辛かったこともあるわ。
あぅあぅ。

ホントに
基本的におバカなので
簡単な文章じゃないと 読めないのだ。


えーと
それで
10のお話のうちいくつかは読まずに終わってしまったんだけど
でも
自分では絶対読まなかっただろうなっていうすごい作品を読むことができて
それはそれで楽しかった。
ありがとうございます、石田衣良様って感じ。
石田さんが選んでた短編は
川端康成の「有難う」ってやつ。
めっちゃ短いんだけど
なんか すごい 心がほんわか~てゆーか
うーん。
雰囲気がある作品だった。
この後どうなっちゃうのかなー?って
ちょっと心配にもなりつつ・・・
でも ハッピーエンドだといいなぁ、と。
逆にそこまで描かれてないからいいのかもしれない。


ちなみに
姉妹編で「十夜」もあります。
またいつか読んでみようと思いました。
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人柱はミイラと出会う/石持浅海

hito.jpg








また懲りもせず 石持さんの本を借りてます。
でも
これは短編連作なのです。


どうも
このタイトルとか
話の展開とかが
鯨統一郎さんを連想させます。
読んでるときも なんとなく・・・
鯨さんの作品じゃないかと思えて仕方がなかった。
ちょっとアホっぽくてありえない感が似てるのかなぁ~。
最近 鯨さんのそーゆー作品読んでないけど。


人柱とかお歯黒、参勤交代など
日本の昔の風習が現代風にアレンジされて
それが日本の常識、という設定で物語は進みます。
謎を解決していくのが、優秀な人柱の東郷直海さん。
・・・ありえない職業なんだけどね、人柱。
でも あたしは好き。
こーゆー職業のこーゆー人が旦那さんでも全然いいかも・・・
むしろ 萌え?(ぇ)
いいなぁー
カッコいいなぁーって 思ってしまいました。




あと
これも読みました。

dokidoki.jpg

どきどきフェノメノン/森博嗣





森さんの本はホントに久しぶり。
大学3~4年の頃、S&MシリーズとかVシリーズとか読みましたけども。
理系ミステリはあたしには難しかった
頭悪いんです、えぇ。
しかも どんどん著作物が増えてくでしょ~?
有栖川さんなんてなかなか出ないのに・・・(暴言)
S&MよりVの方が好きだなーと思ったけど
それ以降の四季シリーズとかGシリーズとか
次々出てくるものを読もうという気にはとてもなりませんでした。

これは軽めのラブコメディって感じなんで
割と読みやすかったですが
うーん。
でも ほかのを読もうっていう気分にはやっぱりなかなかならないだろうなぁ。
Vシリーズ読み直すくらいならアリかも(笑)

ふたつめの月/近藤史恵

昨日 コンタクトの確認に行ってから
図書館にも行きました。
んで たっぷり借りてきた~。


どれから読もうか迷いつつも
これを読み始めたら止まらなくなって
一気に読んでしまいました。
hutatuki.jpg







「賢者はベンチで思索する」の続編。
九里子ちゃんの身の回りの出来事や悩みを
謎多き老人赤坂さんの助言で解決していく、みたいな。
人殺しは起きないところと
探偵役(?)がおじーちゃんなところは
松尾由美さんの「安楽椅子探偵アーチー」に似てる。

今回はちょっと恋愛色が強めかな。
途中かなりせつないんですけど・・・
でも とりあえずは うまくいってよかったよかった☆
まだ続きがありそうな感じです。
あるといいなぁ。


赤坂さんは詐欺師らしく
確かに
法に触れたこともしておりますが
でも
私利私欲のためではなくて
ほろりと心温まる背景があって
・・・今回も やられました。


近藤さんは最近新刊「サクリファイス」を出したらしい。
けど
うーん?
自転車ロードレースかぁ~。
なんか 内容見るとひかれないなぁ(苦笑)
ちょっと前に出た「モップの魔女は呪文を知ってる」が読みたい。
お掃除キリコちゃんの3作目~。
気になる気になる・・・
・・・じゃあ買えよって感じだけど(笑)

殺人ピエロの孤島同窓会/水田美意子

piero.jpg内容(「BOOK」データベースより)
日本から1500キロ離れた、東硫黄島。島の外輪火山が噴火し、住民は東京に強制移住させられ、現在は、観測所を守っている老人が1人住むだけの孤島である。そんな島で同窓会が開かれることになり、4年ぶりに東硫黄高校同窓生が集まった。出席者はクラスメイト36人中、不登校だった1人を除いた35人。和やかムードで進んでいた同窓会は、突如現れた殺人ピエロにより恐怖の孤島と化す。次々と同窓生たちを惨殺し始める殺人ピエロの正体は?第4回2006年『このミステリーがすごい!』大賞特別奨励賞受賞作。




これ、借りた中では一番最後に読んだんだけど
一番集中して読めたかも。
長編っていうことと
あと いかにも 描写がグロそうだからなぁって思って
なかなか読む気にならなかったのね。

確かに
どんどん人は死んでくし
死に方はありえない感じだし
でも
それを
なんかちょっとギャグっぽい切り返しで
なんとな~く和らげてる気がした。
今まで 孤島で連続殺人で犯人が誰かわからなくて・・・
っていうのは けっこう 胃がキリキリするくらいゾクっとしたんだけど
そーゆー楽しみを奪っているのも事実。
無駄な軽口が多いけど
でも
まぁ それはそれで新鮮でした。
コント?
っつーくらい 軽いです。
最初から「ありえない話」として読むと楽しめました。


書いたのが12歳じゃなかったら・・・
どうだったんだろうね。

オトナのコドモたち/山田南平

先週図書館でいっぱい本借りたんだけど
どれもこれもイマイチ・・・。
続きが読みたくて仕方ない、って感じじゃなくて
短編集がほとんどなのをいいことに
こっちの本を1作読んで、あっちを読んで、今度はこれで・・・って
なんか 惰性で読んでます(苦笑)

本屋さんに言っても なんだか どれも ぱっとしないし~って思いつつ
ふらっと漫画を見てたら 
コレ、出てました。


otona.jpg

懐かしかったので買っちゃった♪







本の内容

7つ下の年の差カップル☆久美子と真吾が帰って来た! 付き合い始めて十数年、様々な試練を乗り越えて二人は遂にゴールイン! 大人になった彼らやその子供達のサイドストーリー満載!表題作ほか4編収録の大人気シリーズ特別編☆


ってな感じで
「オトナになる方法」のその後のお話。
「130センチのダンディ」からずっと久美子&真吾シリーズは大好きで読んでました。
コミックも全巻持ってたんだけどなぁ、前は(笑)
本編終わってから実に10年ぶりだそうです・・・
あたしが読んでたのって そんなに前なんだ・・・あぅあぅ。
でも そうだよねぇ?

メインは久美子と真吾じゃないので
二人は脇役って感じだけど
でも 相変わらず 久美子は久美子だなぁーと思って。
かわいい。
天然なんだけど芯が通っててまっすぐなトコが好き。
結婚して子どもも産んだので 先生やめちゃったんだね、きっと。
とか どーでもいいことを思いつつ。

ジョナサンと広子(注・ヒロシです。男です)の話と
坂田くんと小沢さんの話と
あと キャロルちゃんの話は
あんまり他キャラに思い入れがないので(苦笑)
そうなったのかーって感じです。
小沢さんは 真吾くんおっかけてたコドモ時代のほうが好きだな・・・。
まさしく、オトナになった気がする。

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