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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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遺品整理屋は見た!/吉田太一

昨日
てゆーかむしろ今日
日付変わってから本を開き・・・
2時くらいまで 一気に読んでしまった

いかん。


生活リズムがまた乱れるっすー


でも。
うん・・・

昔からずーっと思ってたんだけど、さ。
それがあたしがまだ生きてる原因でもあるんだけど、さぁ・・・

ホントに。
人間て
死んだら終わりじゃなくて。
死んだら
体はもちろん
持ち物すべてが残るわけで。
それを誰かに何とかしてもらわなきゃいけないわけで。
なんて面倒な生き物なんだろ。
って思うんだよねえー。

猫みたいに
死ぬ時はひっそりと死にたいんですけど。
ぜんぶぜんぶ 消えてなくなったらいいのに。


それができないのが人間で
なので
こーゆー遺品整理屋さんができたわけで。



これは
キーパーズってゆー
遺品整理その他もろもろのお仕事をしている会社の社長さんの本。
ウジ虫とか死臭とか
たぶん 苦手な人は苦手な記述がいっぱいあるので
あまりお勧めはできないですけど(苦笑)

とりあえず
死んでから人に迷惑かけないようにしとかなきゃな、と
これを読むと思う。

でも
普段こんなに部屋がぐっしゃぐしゃなのに・・・
死ぬ気になれば 
片付けられるのかしら?


体も
何もかも 何も残らず
できれば
他人の記憶からも 自分が消えられるなら
あたしはとっくにいなくなってたのになぁー。

そんな夢みたいなことばっか言ってないで
明日にでも何かあって死ぬかもしんないし~。
やっぱ
もーちょっと 荷物は整理しとかなきゃ・・・(凹)
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まっすぐ進め/石持浅海

ここ1か月以上
いろいろと 仕事に追われていて
読む本といえば
難しい専門書ばっかりで
図書館にもまともに通えず、でした。

忙しさはこれからも続くのだけど
うーーーん。
なつのおわり。
禁断症状も出るっちゅうねん。

てわけで
今日は
地元図書館の方へ行ってみた。
そしたら石持さんの本があった~。
massugu.jpg









内容(「BOOK」データベースより)
書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。友人の紹介でその女性・高野秋と偶然にも知り合う。やがて始まるふたりの交際。関係が深まる一方で、秋にちらつく深い闇は消えない。そして、ついにその正体が分かる時がやってくるのだが…。

わーい。

石持さんの本は
あらかた読んでしまったので
久しぶりに新しいのが読めると思うと わくわく★
・・・はずれな本もあるんだけど、今回はどっちかな~。
ドキドキ★



・・・
結果・・・


泣きました。
いやー、久々にすっきりしたかもっ。
泣くとすっきりするのはなんでかな~~~・・・


日常の謎。
っつーカテゴリーに入るのかなぁ、これ。

石持さんの場合
探偵とかじゃなくて
一般人が謎ときすることが多いんだけど。
今回も
フツーの会社員が いろいろ 
見方によっては理屈っぽく?
理詰めで 想像力を働かせて 謎をといてく 連作集でした。


まぁー
そんな中にも
恋愛がからみつつ・・ですねぇ。
ん~。
おもしろかったです。

自殺ドミノ

内容(「BOOK」データベースより)
自殺は美しい死に方なんかじゃない!自殺は感染し、また新たな被害者を生む。負の連鎖はさらなる悲劇をもたらすのだ。妻の自殺を親族に責められ後追い自殺する夫、親友の最期を目の当たりにしてトラウマに苦しめられる男性、飛び降り自殺の現場となったマンション住人たちに襲いかかる経済的被害…。長年、自殺問題に取り組んできた著者が明かす、自殺事件に巻き込まれた人々の驚愕の証言集。


自殺ドミノ-自殺事件に巻き込まれた人々の恐るべき証言-/石原行雄


・・・春ですなぁ(何)


あっという間に華月くんのお誕生日も終わって
桜も散っちゃって
もう10日もすればすぐ5月だよ。
早いね。

数年前は
毎年のようにこの時期おかしくなってたものですけど
こんな本を冷静に読めるようになったですよ、あたしも(笑)


てゆーかね
あたしみたいに結局生き延びるようなコにとっては
なんてゆーか
自分の思ってることをアタリマエのように書かれただけであって
ホントに
あっちの世界に行ってしまえるような人は
こんなの読んだって
思いとどまれないとあたしは思う。

他人のことを考えることができるっていうのは
まだ
それだけ理性があるってこと。
理性がぶっとぶくらい
オカシクなれてないってこと。
それは
あーだこーだ言いながらも
結局死ねないってことで。

ね。



先週は
ちょっと
思うことがあって
若干凹んでいたんですけど
正直
開き直りすぎて
凹んでも
一瞬なんだよねぇ・・・・・・


あたしに欠けているものが
芽生えたら
手に入ったら
少しは
前を向いていけるのかな。


どうしたら
アタリマエのことが
アタリマエに できるんだろ?



あたしはあたしだけど
ねぇ
それだけじゃやっぱり
もう
許されないから。


だから
本当は
こうなる前に
逃げたかった。
消えてしまいたかった。
自分のことしか見えなくなるくらい
壊れてしまいたかった。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか/北尾トロ

内容(「BOOK」データベースより)
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。



んーーー
不謹慎なのかもしれないけれど
事件のルポものが大好きで
そこに人間ドラマを感じるあたしとしてはやっぱり
超おもしろかったです。
今年になってこの続編が文庫で出たんだけど
とりあえず これからだろうと思い読んでみた。

読んだらやっぱり傍聴してみたくなるかもーーと思って
今まで手を出してこなかったりもしたんだけど。
裁判員制度とかが始まるわけで
裁判とはなんぞや?っていうのを知るにも
ちょっとわかりやすく 軽く読める感じです。

そりゃあもちろん
当事者(被害・加害問わず)目線にしてみれば
ちょっと腑に落ちない内容かもしれないですけど。

でも
ワイドショーとか週刊誌とか
そんなのを見てわかった気になってるよりは
裁判を傍聴することのほうがよっぽどいい気がする。
その傍聴記を読んだだけでわかった気になるのもどうかとは思うけど。


あーーー
近くにあったら絶対傍聴するな、これ(ぇ)

中には
そりゃあ
全然反省してないような極悪な人もいるかもしれないけれど
でも
人が人を殺したり傷つけたりって
けっこう エネルギーがいることだと思うのね。
そうせざるを得ないような何かってなんだろう?とか
本にも出てくる 交通事故みたいなものとかっていうのは
ホントに いつ 誰の身にふりかかるかもしれないことで
そーゆーのを 身近に感じて気が引き締まる思いも するのかもしれないなって 思った。

つづきはこちら

死日記/桂望実

sini.jpg







内容(「BOOK」データベースより)
田口潤は、14歳の中学生。3年への進級を機に、日記をつけ始めた。毎日彼が記すのは、実の父親の死後、母親の新しい恋人になった加瀬という男と3人での同居生活。仕事をせず、次第に母親に暴力をふるうようになった加瀬と、恋人に盲目的に尽くす母親。理解できない彼らの関係に怒りを覚えつつも、ただ母親の幸せを願う潤だったが、やがて彼は不吉な事件に巻き込まれていく―。事件を追う刑事が、少年が綴った日記から明らかにしていく衝撃の真実とは?家庭に潜む暗闇を抉り出した、桂望実渾身のデビュー作。


久しぶりに読んだあと大号泣した。
そして泣き疲れてそのまま寝てた(苦笑)

もーーーーーー
せつなすぎる、、、


その前に
香山リカさんの「親子という病」も読んでて。
なんつーか。
親と子って難しいなと思った。

ぇ。
そんなまとめでいいのか自分(笑)

死日記は
予想してたラストとは違ったけど
どっちもどっち、、、
どっちが彼にとって幸せだったんだろ?って。

てゆーか
彼には
友達とその家族と 学校の先生と用務員さんと 
アルバイト先のおじさんと
親戚のおばさんと 隣の家のおばさんと
いろいろ
支えてくれる人がいたけど
だからこそ
諦めたり蓋をしたりしないで
最後まで
信じて 前向きでいられたのかなぁ?って思ったりもして。
なのに
信じた結果がそれって、、、
だったら
とことん
すべてに絶望して
おかしくなったほうが
幸せだったんじゃないかとか思わなくもなかったりして。
あぁぁ
思い出しただけでも
理不尽さに泣けるなぁー。

なんか
しかも
現実にこーゆー事件がありそうなところが
妙にリアルで嫌。

つっても
ラストまでいかないと真相はつかめなかったので
日記と
ところどころ挟まれるそうじゃない部分と
テンポよく あっという間に読んでしまいました。

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