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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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でっちあげ/福田ますみ

寝る前にちょっと・・・のつもりが、結局読んでしまった。
でも、読みやすかった。




福岡「殺人教師」事件の真相


この事件自体、本に出会うまで知らなかったんだけどな
んてインパクトのある副題なのかしら。

てゆーか
他人事とは思えないんですけど。
あるある~!て感じ。

26日の鍋ぱーちーでも、前の上司がいなくなってからもう半年以上経つのに
いろいろ 思い返してはみんなで「ありえない!」と言い合ってて
タイムリーすぎる本だったなぁ。
ホントに、部下を守れない上司は困るーーー。
あの人なら、こーゆー結果を招きかねん(酷)


でも・・さ
ちゃんと、分かってくれる人たちがいて、結果的によかったですねって感じ。
ただ、巻き込まれた子どもたちが、かわいそうだなぁ。
真実と違うことが報道されて、担任がいなくなってしまう状況。
何を信じて、生きていけばいいのか、不安になる。
真実と違うっていうことすら、言わせてもらえない圧力社会とか。


だけど
この当事者の男の子って、なんなのかなぁ。
どう思ってるんだろ?
片付けられないとか、本文中にも出てくるし
やっぱ
ちょっと 何かもってんのかな。

母親の嘘が明らかになっていくからこその、結果なんだけど
父は?
母の言葉を全面的に信用してたのか?
なんか、その辺がもうちょっと、家族構成とか、見えるとよかったかなぁ。

そして
一番の謎は、この母親の動機だな・・・。
何がどうなってねじれたか、さっぱりわからんー。
身に覚えがないって、ホント、そういうことよね。


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邪馬台/北森鴻・浅野里沙子



北森さんが亡くなったため、後半は浅野さんが引き継いで完結された作品。

やっぱ
那智センセイは素敵すぎる・・・
那智思考そのままに、焦らさなかったら
あっちゅー間に話が終わりそうですけどね(^^;)
ミ・ク・ニ氏のあたふた具合をどう思ってんだろー。
とか たまに思うわ。


なんにしてももう読めないのかーって思うと、なんだかなぁ。


長編なのだけど
ついつい読み進めてしまうです、はい。

ついでに
シリーズ全部読み返したくなっちゃったなぁ。
こーゆーとき
手元にないと すぐ読めないんだよねぇ。
図書館が隣にあったらいいのに(違)
んで
amazonポチっちゃったりするんだよ・・・

スノーフレーク/大崎梢

書店シリーズの後読んだ「夏のくじら」もおもしろかったので
これを借りてみた。

んー
泣けた。

でも
もうちょっと
純粋に どっぷりはまって泣けるくらいの気持ちは
もうなくなっちゃったんだなー、あたし。
とか思う。


それは主人公の名前のせいなのか・・・(笑)


あと
ちょっぴり
彼女のことを ずるいというか・・・なんかね
まっすぐ受け止められない感じが。
たぶん
ひねてるんです、あたし。
てな感じ。


でも
徐々に謎が明らかになるので
一気読み。


さいご
離れ離れになっちゃう二人が
ちゃんと
続くのかなーとか
またどうでもいいことを考える。
離れちゃうから
まっすぐ
返事できないのかなぁ。
はぁ・・・


でも
ちょっと
ほっこり
甘酸っぱい感じを味わいたいときには いいかも。

ツナグ/辻村深月

内容(「BOOK」データベースより)

突然死したアイドルに。癌で逝った母に。喧嘩したまま亡くなった親友に。失踪した婚約者に。死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。でも―喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。―4つの再会が繋いだ、ある真実。新たな一歩を踏み出す連作長編小説。

久しぶりに、辻村さんの本を。
ところどころ泣きどころがありつつも・・・
最後にちょっとがっかり感。
まだ、そこに着地しなくてもよかったんじゃないかと。
そのくらい、もう少し、1つ1つのツナグ作品を読んでみたかったので。
1冊で完結しようって思ったら、必然的にそうなるし
だからこその伏線がいっぱいあって、話としてはまとまっていると思うんだけど
完結しないでいてほしかったみたい。
でも、彼が使者として活躍していくのはこれからなので、その後の作品が出てきてもいいよね、っと。
いちお、期待しておく。


あたしは・・・今は、まだ、会わなくていいと思うけど・・・
やっぱり
結婚したくないのはあたしのワガママであって
もし
将来 結婚しようって思えて ママになれたとしたら
そのときは、こういう方法があるなら、孫の顔、見せてあげたいなって、思った。
聞きたかったことも、いっぱいあるの、本当は。
だから。

でも
言葉とか
言いたいこととか聞きたいこととか
結局何も出てこないかもしれないな・・・。
目の前にいてくれたら、それだけで十分だよ。

2年前のあたしは、すぐ、そんな日が来るなんて思ってなくて
それでも
地震とか津波で、一瞬にしていろんなものが崩れた人たちに比べたら
なんてことないんだけど
でも
なんで
気付かなかったんだろう、
言えなかったんだろう、って
そんなこと
わかるはずもないけど
2年前に戻って やり直したい。

生きのびろ!/雨宮処凛

内容(「BOOK」データベースより)

プレカリアートのバイブル『生きさせろ!』から3年―。ほんの少し考え方を変えれば、生きるのが簡単になる!雨宮処凛が今度は生きのびるための知恵を賢人たちに取材。読むだけで気が楽になる一冊。

「生きさせろ!」も前に読んだんだけど
新しいのが出てたから借りてみた。
思想云々はよくわかんないし
そこまで熱くもなれないけど
処凛ちゃんの本は好き。

世の中いろんな人がいるなぁって感じだし
知らない世界もたくさんたくさんある。
アタリマエと思っていることが
実はそうでもなかったり。
そんなコト知らなくても
フツーに アタリマエに 何事もなくのほほんと生きていたら
それでいいのかもしれないけれど
あたしはどうしても
アンダーグラウンドな世界をのぞいてみたくなるらしい。

なんてゆーか
もっと一生懸命 必死に
だけどとっても楽しく
人生を過ごしてる人がいるんだなーってことに
感動したり
あたしはやっぱり恵まれてるなって
ちょっと気合が入ったり
そんな感じがするからかな。


ちょっと
読書熱も戻ってきて
『日本の若者は不幸じゃない』 福島麻衣子 いしたにまさき
とか
『あの事件を追いかけて』 大畑太郎 宮崎太郎
とか
一緒に借りて読んだ。

この3冊の中でやっぱり断然おもしろい(?)のは『あの事件を追いかけて』な辺り、
大丈夫なのか、自分。
と思わなくもないけど。
蜂巣敦さんの『殺人現場を歩く』にも似てる。
これ、ハードカバーを図書館で借りて読んで
文庫化されてから買ったんだよね、あたし。
というわけで そっちもパラパラ読み直し。
『あの事件を追いかけて』よりも7年くらい前なんだけど
扱ってる事件がいくつかカブってたりして。
テレビのワイドショーとか再現VTRみたいに
余計な効果がかかってなくて
ただ淡々と
事件の事実や風景のことが書いてあって
そこに写真が入ってくると
妙にリアリティが感じられるのがふしぎ。

政治とか経済のニュースは すぐすっ飛ばすあたしだけど
事件のニュースってけっこう気にとめてしまうから
もちろん
記憶に残ってる事件も多いんだけど
自分が生まれる前の事件とか
なんで見出しだけであたし思い浮かぶんだろーって思うくらい
どんだけルポタージュ読んでんだ・・・
それがまた記憶に残ってるっていうのはきっと
こういう本の文章や写真のおかげだな。


最近はまた 東電OL事件がちょこちょこ話題になってきているけれど
あたしがルポものにハマったのって
佐野眞一さんの『東電OL殺人事件』か
藤井誠二さんの『人を殺してみたかった』か
どっちが先だったか微妙なところだけど
とにかく
数年前は そんなのばっかり読んでたっけ。
かーなーりボリューム満点だから
もう1回『東電OL殺人事件』を読むのは気合が必要だけど
でも 内容はぐいぐい引き込まれちゃうからきっと
読み始めたらあっという間なんだろうな。
また今度読んでみようかなぁ。


『東電OL殺人事件』なんて
ミステリ小説にありそうなベタなタイトルだけど
事実は小説よりも奇なり、て感じ?


最近は好きな作家さんも全然新作が出なかったりして
(いや、図書館で手に入らないだけだけど)
いくつか借りてみるものも 不発だったりして
でも
久々に借り直した カッパノベルス創刊50周年記念作品は
過去2回借りて2回とも有栖川さんのしか読まなかったわりに
今回はがんばったーて感じ。
あと4作品読んだもん。
9人分入ってるから 過半数突破(笑)
やっぱり 横山秀夫さんの警察モノは好き。
なんで 過去2回すっとばしてきたかなぁ?


今回は
自分のモチベーションも上がってたから
借りてきた本はけっこうアタリな感じでした。
明日 返却して借りる時間あるかなぁ。
定時・・・とはいかないけど
早く帰ろっと★

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