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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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北村薫のミステリー館/北村薫

内容(「BOOK」データベースより)

言葉の作り出す濃密な異空間。謎解きの快感、人生の哀歓―「ここではないどこか」へと誘うアンソロジイ。本格物ミステリ、深遠なテーマをはらむ絵本、翻訳家の名エッセイ、遠い異国の作家の短編、書物にまつわる数奇な話、翻訳機が生んだ日本語変換のシュールな味わい…ミステリ界きっての読書の達人が選んだ「とっておきの名品」18編。胸躍る読書体験を用意してお待ちしています。


北村さんの本てちゃんと読んだことがない(苦笑)
長編とか シリーズものを、ていう意味で。
アンソロジーに入ってるのとかは何作か読んでるんだけど。

今回は
そんな北村さんが選んだ18作。
全部読み切れてないんだけど(長めの何作かがまだ)
かなりいい。

巻末の宮部みゆきさんとの対談では
それぞれの作品、作家さんについて話されていて
読みたくなる作品がいっぱいあるー。

音楽もだけど
本も なかなか海外モノって手に取れなくて
でも
こーゆー中で読むと おもしろかったりするんだよねー。



高校生のころ
カフカの「変身」がかなりキモくて
最後の方は「もうやだ~(泣)」って思いながら
なんとか我慢して読んだ記憶があるんだけど(苦笑)
それに匹敵するキモさと怖さがあったのが
「クレイヴァリング教授の新発見」だなー。
でも短いからがまんできる(笑)
タイトル、全然そんな感じしないんだけどさー。
無人島で一人、巨大○○に遭遇するなんて 嫌すぎる~~~。
しかも とどめの最後の1行。
宮部さんじゃないけど「どっちかにしてあげてください」ですよ、ホント。
これは
本だから書けるんだろうなぁ。
マンガ化、映像化だけは勘弁です(涙)


ぞっとするような せつないような「息子」とかー。
ほんっとに 1ページもない短さの「本が怒つた話」とか。
冒頭の作品「きいろとピンク」が絵本てのはとっつきやすくていいかも。
だって
いくらいい作品でも
最初から一番長い「滝」が収録されてたらちょっと読みづらいもん。


最近
好きな作家さんの本はあらかた読んでしまって
(有栖川さん、新刊出ないにゃぁ)
でも
いろいろ読んでみたくなる本がみつかってよかった★
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