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内容(「BOOK」データベースより)
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。
乙一様の本はあらかた読んだ気がするけれど
これはまだ図書館でめぐり合っていなくて
でも 昨日図書館に行ったら当たり前のように本棚にいらっしゃって
ちょっと拍子抜け。
「未来予報」「手を握る泥棒の物語」「フィルムの中の少女」「失はれた物語」の4編とあとがき。
「手を握る泥棒の物語」と「失はれた物語」は何度も読んでいるんだけど
おもしろいからまたまた読んでしまいました。
そしてやっぱり泣きました・・・<失はれた物語
だってせつなすぎるんだもん。
泥棒さんのお話はちょっとくすりと笑える感じ、ほほえましくて好き。
「未来予報」はねー
これもせつない系なんだけど
んー・・・でも1回読めばいいかなぁ?
てゆーか後で読んだ「フィルムの中の少女」には勝てなかったのです。
怖いながらもせつなくておもしろかった。
会話形式の文なのに一人の人の側からしか書かれてないのも新鮮。
あぁ、大好きです、乙一様。
ホラー系の話は正直グロいなぁーって思うこともあるけれど
せつない系の話はホントにツボに入ります。
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