決断力

今日　本当は　欲しかったものを買いに行く予定だったのに
足踏みしているあたし。
「本当に欲しかったら買ってるんじゃないの？」って言われて
なんか
すごく　泣けてきた。

欲しい。
けど
買えない。
だって・・・

あたしは　いつまで　縛られているんだろ？
もう２５にもなって
一人で決断できないの？
結局
自分の意見より　周囲の意見を聞き入れようとしてしまう。

反対を押し切ってまで
どうしても欲しいものなんて　きっと　ない。

自分で自分に責任持てないってことなのかな・・・。
ねぇ？
どうしてあたしは　みんなみたいに自由になれないの？
いつまでも。

そんなことなくて
自由じゃないわけじゃなくて
ただ
自分が踏み出せないだけなのに
そう思う自分に対して　たぶん　泣けたんだと　思う。

うずくまって
膝を抱えて
流す涙も
踏み出す勇気にはならなくて

あのときも
あのときも
手を伸ばせば届くはずだったのに
この手に何もつかめないまま
あたしは
自分から手を振り払って
何も見ないようにした。

見なければ
欲しいなんて　思わないから。
手に入れたいなんて　思わないから。

イラナイ。

どうしても欲しいものも
どうしても会いたい人も
どうしてもやりたいことも
何もなくて

だからやっぱり
欲しいわけじゃない。
会いたいわけじゃない。
やりたいわけじゃない。

・・・そーゆーコト？

自分が何をするべきか　わからなくなってきた・・・
コタエを探してるから　したいことが　どんどんなくなっていく。
誰も傷つけないで　生きていく方法なんて　ないのに。
あたしはどこまでイイコちゃんでいたいのかな・・・
自分が我慢すればいいって
そうじゃないことを　いつになったら　きちんと受け入れられるんだろう。

本当のあたしは　どこにいるのかな。
何をしているあたしが本当？
誰といるあたしが本当？


だからあたしはオトナになんて　なりたくなかった。
見なくてもいいものを見て
考えなくていいことを考えて
自分が自分らしくいられなくなるくらいなら
早く消えてしまいたかった。

あの頃以上に　君の言葉と　君の手を必要としているかもしれない。
もう　素直に求められないのに。
二度と手に入らないのに。