忍者ブログ
*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

[608] [607] [606] [605] [604] [603] [602] [601] [600] [599] [598

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

帰りたくない/河合香織

副題‐少女沖縄連れ去り事件

この事件は不思議なことが多くてよく覚えてる。
でも
本を読んで途中で事実を知ったときの衝撃ったら・・・
解説の角田さんの言うとおり
河合さんの文章構成力にやられた、て感じ。


でも
だからこそ余計に
なんで一緒に居続けたんだろうって
やっぱりどこかで 思う。
あたしはたぶん
それだけ恵まれて幸せなんだろう。
それほどまでに 居場所がなくなって
それでも
生きていくたくましさが、彼女にはあったんだな。
だけど
文庫化にあたり、新しく付け加えられたその後の彼女の様子は・・・
知ってしまったがゆえの、後味の悪さ。


にしても
弁護人の言葉じゃないけど
彼の言葉に「私でもついて行くかもしれない」と思ったりは する。
あぁー
そんなこと言ってくれちゃうんだ!って
本編最後のその言葉には 本当 そう思った。



だからさぁ・・・余計に分からなくなったりするんだよね、やっぱり。
自分の気持ちに自信がもてない。
あたしの望むときに 望む言葉をくれなかったってことが
どうしても
やっぱり
引っかかってて。
2回目のときは「もういらない」って 思ったの。
あたしがどれだけのことをしてあげただろうって
そんなことを考えるわけでもなくて
今なら
いろんなことに 目を向けることができるけど
もう
今更そんなこと言っても
・・・きっと ダメだ。

ずっと一緒にいるわけじゃなきゃ
許せる気もするの。
てゆーか
ずっとそうだった気もする。
今だけって思う方が
ずっとずっと 楽で
だから
見ないふりを してきた。
それは
深入りしないための 防衛なのかな。


めぐちゃんは
淋しくて
生きることに必死で
そして
子どもだったから
それでも
生きていけたのかな。



あたしは
すべてを投げ出しても
許しても
ついていくなんて
もう できなくて
だったら一人でいいって
強がった結果、この先どうしていくんだろう。
でも
あのとき
欲しい言葉をくれて
それで一時的に満たされてもきっと
どこかで同じことが起きるだろうなって
もういいかげん、分かってた気もする。
満たされるのは一瞬で。
そしていつも 不安になる。


あーーーー
沖縄行ったあとに読めばよかった(苦笑)
具体的に場所が書いてあったわけじゃないけど・・・
ちょっと 旅行中に思い出しちゃいそう。
PR

Comment

お名前

タイトル

メールアドレス

URL

パスワード

コメントVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

文字色


Trackback

TrackbackURL

<わぁ★  Home  あせも>

カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
ゆきの
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析

忍者ブログ [PR]

TemplateDesign by 比呂有希|ススメ::342blog