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*ひとりごと*
素直になれないあたしの ちょっとした 本音

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ガラス張りの誘拐/歌野晶午

garasu.jpg








内容(「BOOK」データベースより)
「私は断じて愉快犯ではない」―世間を恐怖に陥れている連続婦女誘拐殺人事件。少女惨殺の模様を克明に記した犯行声明が新聞社に届けられた。ところが、家族や捜査陣の混乱をよそに、殺されたはずのその少女は無事戻り、犯人とされた男は自殺、事件は終結したかに思われた。しかし、事件はまだ終わっていなかった。捜査を担当している佐原刑事の娘が誘拐されたのだ!しかも、犯人は衆人環視のなかで身代金を運べと要求する…。犯人の目的はいったい何なのか?刑事たちを待ち受ける驚天動地の結末とは!?偉才が放つ奇想のミステリ。


歌野さんの名前っていつも どんな字か迷う(^^;)
「しょうご」って変換しても絶対出てこないし。

先週は 今更ながらデビュー作
「長い家の殺人」を読みました。
放浪探偵信濃さんが若いです(笑)
てゆーか 探偵じゃないし、みたいな?
なんか トリックが そんなわけないでしょ、ばれるっしょ、って思っていたもので
ちょっとがっかり。
うまくできるのかなぁ?って
思うあたしがいけないんですかねぇ???


そして今週はこれ。
・・・歌野さんがデビューしたのって1988年なのね。

この本が出たのが90年くらいだと思う。
だって ポケベルとか出てくるし(笑)
身代金受け渡しの条件が意味不明だし
最後まで飽きさせず 面白かったけど
その最後がちょっと納得できない感じ。
世間を騒がせて捜査を混乱させて
そんでもって 
自分の書いた犯行声明分を使って 
何を推理してるんすか、アナタ。
そーゆー人を・・・許せてしまうものなのかなぁ?
もちろん 動機は愉快犯とはぜんぜん違うけど
どーなんだ、それ。
自分にも落ち度があるし
一件落着したし
大切なことにも気づかせてくれたからいいってこと?
その辺がちょっと理解不能でした。
けど
そのくらい大々的に
仰々しくやらないと
人間変われないものなのかもしれないね。
多くの人に迷惑をかけたからこそ 身にしみることもあるのかもしれない。


だめだぁ~。
「葉桜~」に出会う前は
歌野さんの作品てもっと好きだったはずなのに
どうしても
「葉桜~」を超える衝撃がこないので
(デビューからそんなに時間経ってない作品に求めるなよ)
なんだか物足りなく感じてしまふ。
・・・も一回「葉桜~」読み返してみよっかな、むしろ(笑)
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