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「自閉症児の見つめる世界」
「自閉症児をみつめ考える実体験コミック」という副題がついています。
思わず買ってしまいました。
モデルになったのは森口奈緒美さん。
高機能自閉症と診断されている方で
「変光星」「平行線」っていう本も出していて
大学時代、卒論を書くときに参考にさせていただきました。
その中でなぜかすごく覚えているのは「品川」の話。
今回のコミックの中には出てこないんだけど
「品川」っていう字は口が三つと縦棒が三つでできているから
何か「3」に関係する場所なのだと思っていたとかいう内容だったと思う。
自閉症の人ってけっこう視覚から情報を得ている部分があるってゆーか
ひらがなは規則性がないから難しくて
カタカナ、ローマ字、漢字のほうがわかりやすいっていうのは
コミックの中でも出てきている。
そういう観点から見ると確かに・・・「3」だなぁって思うんだけど。
他にも
ひらひらしたものが好きだとか
あたしたちにはよくわからなかったり思いもよらない感覚が
けっこうわかりやすく書いてあるなぁと思う。
新しい発見は別になかったけど(笑)
漫画だから 自閉症のことを全然知らない人にもたくさん読んでもらえるといいのにな、って感じ。
このコミックはもともと10年ほど前に書かれたようで
実際に森口さんが小学生だったのは30年くらい前のことで
だから
本に出てくるほど 今の普通学級で自閉症児が受け入れられないことはないと思うけれど
でも
「いじめ」はやっぱりどこにでもあって
それって 変わらないものだなぁと思った。
あぁぁー・・・
何かホント
自分が迷ってる。
今 すごく。
あたしのスタンスってゆーか性格ってゆーか
それってやっぱり「理解」と「受容」からな気がして。
今の職場に馴染めない部分があるのかもしれないなぁって感じ。
他人に危害を加えることはもちろんいけないと思うんだけれど
たとえば
「○○しなさい」「やめなさい」って言われて聞けるなら誰だって苦労しないじゃない?
もちろん
言葉で説明してできることが一番いいと思うんだけど
それができたら障害児じゃないもん(言い切るのもどうかと思うけど)
「できない」環境があってそれを改善していくのがあたしたちの仕事だと思うんだけど・・・。
なんか
そんな甘いこと言ってたら将来困るのかな・・・就職とか。
型にはめるとゆーか
ある程度のことはできるようにしていくべきなのかな・・・。
わかんない。
うまくコミュニケーションをとるにはどうしたらいいんだろ。
昨日前の職場に行ったらやっぱり楽しかった。
たとえ社交辞令でも「戻っておいで」って言ってくれる人がいると
何か・・・ダメです。
修学旅行くらい行きますから3年後戻っていいですか?って感じ(笑)
でも
卒業生がまた亡くなって
去年のクラスのコも未だ入院中・・・
そーゆーのはやっぱり辛いなぁ。
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