吟遊詩の涙／Ｒａｐｈａｅｌ

久しぶりにmind soapを開いてみた。
ＣＤは時々聞くけど　ジャケット開いて歌詞カードを見るなんて
ものすごく久しぶり。

結局フルアルバムはこれ1枚しか出さなかったんだなー、Ｒａｐｈａｅｌ。
なんて今更ながら思ってみたり（笑）
久しぶりに開いたら
あまりにジャケットから歌詞カードまでが
白と青の世界で
心を洗う石鹸っていう華月くんのこだわりを思い出しました。
浄化されるっつーか。
あぁ、巻き毛のかじゅりん（恥）がなんか新鮮かつ懐かしや。

んで。
「吟遊詩の涙」は最後の方、9曲目に入っているんだけど。
正直、あたしはこのアルバムの中であんまり好きな曲ではない。
てへ☆
でも
いろいろインタビューとか読んでて
あぁ、そうなんだぁ・・・と思って
見方（聴き方？）が変わった曲。
雑誌は今すぐには取り出せないところに封印してあるため
細かいことは忘れかけてて見て確かめることも難しいけれど
この曲がいじめをテーマにしてるっていうのはたぶん記憶違いではないと思う。

だから今
なんかふっと　この曲の存在を思い出して
ジャケット開いてみちゃった。

なんか・・・悲しいね。
いつになっても　いくつになっても　どこでも。
人と人が出会って集ったらきっと　少なからずそういうことが起こるんだと思う。
一人一人　違うんだもの。
だから
何年か起きにこんな風にニュースにはなるけれど
そうじゃなくたってきっと
今までだって　どこかで　誰かが　亡くなってきてるんだとは　思う。
けど
ここのところ　あまりにも　たくさんのことが公に報道されて
なんか　よくない。

いじめがあったとかなかったとか
そーゆー問題なのか？とか思うし。
やだ。
大事なのは原因じゃなくて結果じゃないの？
自分の生徒が少なからず何かに苦しんで亡くなったわけじゃない？
なのに
オトナは　それが何のせいで誰のせいなのかって
責任逃ればっかり。
・・・あたしもそーゆーオトナの一人なんだけど、さ。
そうなりたくないと思っても
そーゆー世界にいるんだから
自分だけキレイゴトは言っていられなくなるのかな・・・。


結局　死んだら負けなんじゃないかと思う。
自分の命を投げ出したところで
大切な家族が悲しむだけで
自分の苦しみは自分じゃない人には分かってもらえないのかな、とか。

なんかちがう。
あたしが望むのはそーゆー結末じゃない。
あたしが消えたくなるのは
そうなりたくないから。
だから　何もなかったことにしたい。
あたしが死んだら　あたしの存在そのものが　なかったことに　してほしい。
誰もあたしのことを知らないの。
思い出さないの。
あたしは初めからいなかったの。

・・・現実は　そうじゃないから
あたしは
まだ
ココに　いるよ。

 

もーすぐ日付が変わる。
・・・そうだった。
明日が何の日か　思い出した。
mind soapを開いたら
あの頃の感覚をすごく思い出して
懐かしくて　痛かった。
ぽろぽろ涙が出た。
確かに　そこに　いたのに。
6年前の　明日の朝まで。